芸術療法のすすめ

 


 「音楽療法」のセッションより ステキな出会い

私は音楽を通して
多くの人と出会うことができました。


その出会いはどれもとてもステキな出会いです。
それだけ音楽は偉大で素晴らしい力を
持っているということです。

 

  月に一度高齢者の方の施設で
『音楽リズム』という講座を
受け持っていますが、
 私の中では音楽療法の時間として
受け止めていますし、
 施設の利用者の方も
月一回の音楽リズムの時間を
体と心の健康を維持、増進させる時間と
 ご理解いただけているようで、
 1クール3ヶ月で季節ごと区切りをつけ
歌の内容を変えたりすることに
 とても積極的に関わって下さることを
私はいつも感謝しています。

 

 「今日は遅かったなぁ、来ないかと心配したよ。」
 「毎月この音楽リズムの時間が楽しみです。」

こんなお声に支えられて
 もう随分長く高齢者の方と
 ステキな時間をともにしてきました。

どんなジャンルであれ音楽を聴いて、
 一緒にリズムをとり、一緒に口ずさんで
「ステキだな。」と思ったときから
音楽療法の効果が生まれていると思います。
 「歌ってみたいな」「音を出してみようかな」と
思ったときにはもう音楽療法が

始まっているのです。

  私がいつもさせていただく講座の流れの中で、
その月や季節にあわせた
童謡・唱歌を歌う場面があります。
 幼少の頃に聞いた歌は忘れることなく
 その方の内にあるものです。

その内なる歌が私のピアノで
 あるいは私の歌でよみがえり、
その方の人生の中でその歌との
第二の出会い(第一は幼少の頃の歌との出会い)に
結びつけたら以前とはまた一味違った
心にしみいる再会として歌われます。

  「故郷」高野辰之作曲岡野貞一作詞を歌った時、
 講座に参加してくださっていた

高齢の男性が走ってきて
「母がこの曲を好きでよく聴かされました。
 僕はこの曲が大好きです。」と言葉少なに、
そして熱く語ってくださったことを思い出します。

こんな音楽との出会いを
私がほんの少しお手伝いできることを
 とても嬉しく思い活動をしています。

こんな一時を過ごしていただける
 お手伝いをさせていただくことが
音楽をしている者の責務だと思っています。  


 オルゴール療法

 

オルゴールは今から2000年前のスイスで生まれました。

 

オルゴールの響きには、脳の生命中枢を元気にする人の耳には聴こえない超高周波が豊富にあることがわかりました。

 

これをきっかけに「オルゴール療法」が誕生したくさんの方の体の不調を治しています。

 

その癒しの響きを是非味わっていただきたいと思います

 書道療法


  書道は文字を媒体とした活動です。日本人にとってとても身近な活動です。
  右脳 左脳どちらも同時に活性化できるといわれています。

 

  また、仮名と漢字では認識する回路がそれぞれ異なっています。短時間の集中で作品を書き
  そのつどふりかえりの中に自己をコントロールできた歓びと次への意欲を感じ
  ることのできる活動です。

 

  自然を感じ、思いを馳せ、書を書くすばらしさ感じたとき、

  脳は確かに活性化されています。ご一緒に書道療法してみませんか。

 


 音楽療法・芸術療法指導者研修


  ホワイトロートス音楽研究会では音楽療法・芸術療法にご興味のある方の
  研修会をしています。高齢者施設との提携で実習もしていいただけます。
  どうぞお問い合わせください。